私の思う商いと感謝の概念について
今日のブログでは、ちょっと生意気?と、自覚をした上で…書かせて頂こうと思います。
12月1日、2016年を締めくくる、師走初日に、
書かせて頂きます。
11月末日、こころを揺さ振られる出来事がありました。
それは、お客様のお姿から。
お一人は、友人でもあり、お客様でもある方。
『新たなスタート切る時に、きちんとお祝い出来て無かったから。』
と、
ミニバラとポインセチアのプレゼントを突然くださいました。
『お客様がいらしたときに、お客様にも、目で楽しんで頂けるように…!』
もうお一人は、『周年記念』と。
『 今日で、出会って、ちょうど1年。そのお祝いに…。いつもありがとうございます。』
と、私の大好きなチーズケーキを。
本当に…言葉にならないほどの感動の気持ちで、
なんと御礼をお伝えしたら、お伝え仕切れるのだろう。
私はお相手に、何を御恩返し出来るのだろう…って。
このblogをお読み下さっている皆さまは、
何かを頂いたから、感動している、のでは決して無くて。
私は、ただ、当然のことをしているだけ。
セラピストと名乗らせて頂き、その仕事を、
ですから、
にも関わらず、このように、当然のことを、
感謝の気持ちを私に届けて下さるお客様の、そのこころに、器と愛の大きさに、
お客様のお姿こそ、セラピストのお姿でいらっしゃると…自分の浅さを感じた時でした。
私はまだまだ、感謝のこころを表現する姿が、浅い…。
このお二人の姿を通して、
全国に数十店舗あった美容業界の一企業に勤め、サロンワークをしていた頃、私の担当していた店舗は、その数十店舗の中で、
年間で追う数字(売上)は、
だから、マイナスは出せない。
その中、苦戦した月がありました。
締日4日前、残数字、1000万を追わないと、
この時ばかりは、本気で、生きた心地のしない、
ですが…この4日間で、1000万のマイナスを取り戻し、無事に
こういったことは、この時に限らずで、マイナスで、ギリギリで、
(お客様、スタッフ皆のお陰で、この店舗を担当していた期間、
本当に、ご加護というか、
【感謝】
本当に、ここの言葉に尽きた結果でした。
数字を追って無い、売上を追って無い、お金を作ることを第一の目的にしていない、
こちら都合のマイナスを挽回しようと微塵にも思わず、
自分都合(企業都合)の視点で数字を追わなかったことが、
結果として、4日間で1000万の売上を上げることに繋がった。
これも、本当に不思議なもので…
そういった境地で営業していると、お客様のご予約も後を絶たなくなる。
4日間で1000万を上げた時は、1日平均のご来店数が、50~
ここまでの来店数になると、かなりの混雑状況なので、
これは、本当に凄いことで…。
いらして頂けただけで、有り難い。
ご興味持って下さっただけで、有難い。
お買い上げ頂けるなんて、奇跡、くらいの心持ちと、そういう心境で、店にいたスタッフ皆で、お客様のお喜びと笑顔のために、
何をさせていただけるか
一心に集中し傾聴し
もてるものを出し切り、勤めさせて頂く。
そうなると、店内の空気にも自然にその想いが醸し出され、店の雰囲気も場も、心地良くなる。感謝や有難いの気持ちが溢れてくる、そんな空気に包まれてくる。
それが…自然にお客様の心にも伝波し、お買い上げという流れに繋がった…。
まさに、これが、笑売(商売しょうばい)
そして、
散々の厳しいお言葉を、お客様から頂戴し、洗礼を頂き、クレーム対応もさせて頂き…あと一歩で法的手段に出られる…という状況なども経験させて頂いて、辿り着いた、私の1つの答えは、
何かを誰かにして頂いた時、お相手に感謝の言葉を添えるのは、絶対必要なこと
(この場合の、商いをさせて頂く側は、ある種の当然意識の心持ちが必要、それは、過剰な接客をお客様にするということでは決して無くて)だけれど、
何かをして頂く頂かないに限らず、お相手に常に感謝するこころを持って接していけることが、本来の感謝の姿、真の感謝、なのでは?と。
何かをして頂いた側の時、その内容の度合いに限らず、自然・当然と思わず、どれだけ感謝の気持ちを、言葉と自分の身のこなし、表情で、お相手に伝わるように表現出来るか、ではないかって。
お金を頂いているから自然・当然の範疇とせず、
お金を支払っているのだから、自然・当然のこととせず。
お金はエネルギーと例えられるけれど、そのエネルギーは、
そのエネルギーの根源は、
【感謝】【お陰さま】
お二人のお姿を通して、改めて、笑売について、
誠にありがとうございました!
いよいよ、2016年も一ヶ月。
どうぞみなさま、ご自愛くださいませ。