〜星のせせらぎ 太陽と月〜

こころ・からだ・魂、笑顔・元氣・幸せ、これら3つで1つの言葉を大切に、言の葉 (音と耳、観じること)手 (氣、空気、活力)目 (見守る、みつめる、慈しむ、愛)をもって、日々を日常を楽しく過ごすこと、自分の勤めにこころ寄り添い過ごしています。おからだ・お顔セラピー、インナーチャイルドケアセラピー、心理占星術・トートタロットリーディングのセッションなどに従事。

私の思う商いと感謝の概念について

 

今日のブログでは、ちょっと生意気?と、自覚をした上で…書かせて頂こうと思います。

 

12月1日、2016年を締めくくる、師走初日に、

自戒も込めて、備忘録のblog

書かせて頂きます。

 

 

11月末日、こころを揺さ振られる出来事がありました。

それは、お客様のお姿から。

 

お一人は、友人でもあり、お客様でもある方。

『新たなスタート切る時に、きちんとお祝い出来て無かったから。』

と、

ミニバラとポインセチアのプレゼントを突然くださいました。

 

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『お客様がいらしたときに、お客様にも、目で楽しんで頂けるように…!』

私の大切なお客様のことも想って、同じような気持ちになって、心を添えて下さったこのお姿。

 

 

もうお一人は、『周年記念』と。

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『 今日で、出会って、ちょうど1年。そのお祝いに…。いつもありがとうございます。』

 

と、私の大好きなチーズケーキを。

 

 

本当に…言葉にならないほどの感動の気持ちで、胸が詰まりました。

なんと御礼をお伝えしたら、お伝え仕切れるのだろう。

私はお相手に、何を御恩返し出来るのだろう…って。

 

 

 

このblogをお読み下さっている皆さまは、そのような解釈でご覧下さっていないことは承知の上で、ですが、

何かを頂いたから、感動している、のでは決して無くて。

 

 

私は、ただ、当然のことをしているだけ。

セラピストと名乗らせて頂き、その仕事を、今出来る自分の最大限の最善に勤めさせて頂けますよう、そして、その対価として、充分ご料金も頂いている訳です。

ですから、当然の勤めをさせて頂いているだけ。

にも関わらず、このように、当然のことを、当然とお感じにならず、受け取って下さっていて、

感謝の気持ちを私に届けて下さるお客様の、そのこころに、器と愛の大きさに、

お客様のお姿こそ、セラピストのお姿でいらっしゃると…自分の浅さを感じた時でした。

私はまだまだ、感謝のこころを表現する姿が、浅い…。

 

 

このお二人の姿を通して、企業勤めの時の自分を思い出していました。

 

全国に数十店舗あった美容業界の一企業に勤め、サロンワークをしていた頃、私の担当していた店舗は、その数十店舗の中で、全国一の営業利益を追う、目標設定金額の店舗でした。

年間で追う数字(売上)は、億単位。全国一の営業利益を追うということは、ここの店舗の実績が、全国の、会社の命にも関わってくるくらいの影響ある、店舗ということ。

だから、マイナスは出せない。

 

その中、苦戦した月がありました。

締日4日前、残数字、1000万を追わないと、月間達成数字に届かない。大赤字です。

この時ばかりは、本気で、生きた心地のしない、脂汗をかいていました…。

 

ですが…この4日間で、1000万のマイナスを取り戻し、無事に達成したのです。

こういったことは、この時に限らずで、マイナスで、ギリギリで、もう無理だって、感じる時でも、なんとか目標設定額をクリアして来られました。

(お客様、スタッフ皆のお陰で、この店舗を担当していた期間、ここでの営業利益は、全国一の利益高として、死守させて頂きました…。)

 

 

本当に、ご加護というか、観えない存在にお導き頂いたとしか言いようが無い場面も沢山、あったのですが、何がこのような結果に導いて頂いたかは…

 

【感謝】

 

本当に、ここの言葉に尽きた結果でした。

 

数字を追って無い、売上を追って無い、お金を作ることを第一の目的にしていない、

こちら都合のマイナスを挽回しようと微塵にも思わず、

自分都合(企業都合)の視点で数字を追わなかったことが、

結果として、4日間で1000万の売上を上げることに繋がった。

 

 

 

これも、本当に不思議なもので…

そういった境地で営業していると、お客様のご予約も後を絶たなくなる。

4日間で1000万を上げた時は、1日平均のご来店数が、50~60名弱。

ここまでの来店数になると、かなりの混雑状況なので、何かしら、お客様からお言葉を頂戴してしまう可能性もある回転状況だったのですが、厳しいお言葉(クレーム)も一切、頂かなかった。

 

これは、本当に凄いことで…。

 

 

いらして頂けただけで、有り難い。

ご興味持って下さっただけで、有難い。

お買い上げ頂けるなんて、奇跡、くらいの心持ちと、そういう心境で、店にいたスタッフ皆で、お客様のお喜びと笑顔のために、

何をさせていただけるか

一心に集中し傾聴し

もてるものを出し切り、勤めさせて頂く。

 

そうなると、店内の空気にも自然にその想いが醸し出され、店の雰囲気も場も、心地良くなる。感謝や有難いの気持ちが溢れてくる、そんな空気に包まれてくる。

 

それが…自然にお客様の心にも伝波し、お買い上げという流れに繋がった…。

 

 

まさに、これが、笑売(商売しょうばい)

企業時代に、学ばせて頂いたと感じます。

 

 

そして、

散々の厳しいお言葉を、お客様から頂戴し、洗礼を頂き、クレーム対応もさせて頂き…あと一歩で法的手段に出られる…という状況なども経験させて頂いて、辿り着いた、私の1つの答えは、

 

何かを誰かにして頂いた時、お相手に感謝の言葉を添えるのは、絶対必要なこと

(この場合の、商いをさせて頂く側は、ある種の当然意識の心持ちが必要、それは、過剰な接客をお客様にするということでは決して無くて)だけれど、

何かをして頂く頂かないに限らず、お相手に常に感謝するこころを持って接していけることが、本来の感謝の姿、真の感謝、なのでは?と。

 

何かをして頂いた側の時、その内容の度合いに限らず、自然・当然と思わず、どれだけ感謝の気持ちを、言葉と自分の身のこなし、表情で、お相手に伝わるように表現出来るか、ではないかって。

 

 

お金を頂いているから自然・当然の範疇とせず、

お金を支払っているのだから、自然・当然のこととせず。

 

 

 

お金はエネルギーと例えられるけれど、そのエネルギーは、

愛に溢れるところで、流れるエネルギーでありたい。

 

 

そのエネルギーの根源は、

【感謝】【お陰さま】

 

 

 

お二人のお姿を通して、改めて、笑売について、思い出させて頂いた時でした。

誠にありがとうございました!

 

  

 

いよいよ、2016年も一ヶ月。

どうぞみなさま、ご自愛くださいませ。