背伸びはせずに
ただ、伸びたいように、伸びること
拡がりたいように、拡がること
その伸び方が、例え、ある視点から見て
不自然な伸び方であったとしても
その拡がりが、無駄な拡がりと、感じたとしても
その伸び方が、無意味だとか、必要のないことと、思ったとしても
そして、その拡がりが、不必要だったかも、と、感じることになったとしても
伸びたいように、伸びて
拡がれるだけ、拡がって
両手広げて、深呼吸するように
身体と心の声に添って
もっと大きくなろうとか
もっと高くなろうとか
目指して進むとか、達成させるとか
そういうことでもなくて
ただ、伸びて拡がる
枝葉が拡がる木のように
青く生い茂る、木のように
その生い茂った、枝葉で
時に、人の木陰になって、陽射しを凌ぐような、雨を凌げる傘のような
時に、酸素たっぷり、葉っぱから吐き出して、その酸素を吸った人の心が澄んで、清々しい気を体感頂けるような
木漏れ日の隙間から、漏れる太陽の陽射しを浴びて、元気と活力が漲れるような
そんな
色取り取りの、彩り豊かなエネルギーに満ちたものを携えて
伸びて拡がっていく姿のように
自然に任せて
こんな伸び方する木だったかな
こんな色の葉っぱ、付ける木だったかな
こんな花、咲く木だったかな
「こんな生い茂る木だったかな」
そう、こんなだったのかも、実は。
いや、こんなじゃなかったと、思い込んでたのかも、実は。
想像の範囲内でなくて、想定内でもなくて
意外性や、前例の無い
そんな景色も、観てみたいから
わたしにとっての、大切なものたちを
大切に、大切にして。
出来ること、やれること、とことん、味わいながら。
拡げていこう。
伸ばしていこう。
春はすぐそこ。
花、愛でに
行きましょう。