心の潤いと美しさ
『生き方・生きてきた証、生き様っていうの?それって、顔に出るのよ。』
『顔立ちについての、可愛いい、綺麗という、言葉の表現が主になって、(人に)受け入れてもらえるのは、20代まででは無いかしら。』
『30代・40代からは、心磨き、一層意識しないとね。』
こちらの表現は、人それぞれのものになるかも知れませんが、
この度のブログでは、これらの表現から紡いでいく内容を、書いていきたいと思います。
先に載せましたものはすべて、今まで施術をさせて頂いてきたお客様、人生の先輩方から頂戴してきたお言葉です。
みなさまに共通していたのは、
いわゆる、テクニック、という手技のようなものでの、フェイシャルの施しの必要性や、
ボディメイクをするような、身体への施術の必要性、
肌や身体に、何かを塗布していくことの必要性、メイクの仕方など、
そういった外側からの働き掛けの必要性についてのお話に留まることなく、
場合によっては、これらが主になるで無く、
人としての在り方、心持ち、生き方、心身共に健やかであること
(健康であること)
このような内容のお話を、中心に、お言葉にしてくださる方々から頂きましたお言葉でした。
言葉や、態度、表情、身のこなし、気遣い、思いやり、空気の読み方、相手の気持ちの汲み取り方、慮る心、品格、品性…。
人としての在り方、女性としての心持ちなど、それはそれは多岐に渡って、お話しして下さいました。
お客様から頂いてきた、これらのお言葉を、20代の時の私は、理解しているようで、分かっているようで、それぞれのお言葉の上澄み・表面的でしか、捉え切れていなかったのでは、と思いますし、今になって、こういうことなのかな、と、感じていることもたくさんあります。
お客様のお姿からしたら、人生経験も浅く、なんら分かっていない身であるにも関わらず、
お客様から、『分かる話だから・理解出来る話だから、話す、伝える』
という範囲を超えたところから、お届け頂けたたくさんのお言葉は、本当に有り難いことでした。
今より年齢を重ね、経験を重ねて、
お言葉下さったお客様と同じ世代になった時に、今とは違った感じ方、見え方も出て来るかと思いますし、変わる部分もあるかとも思うのですが、
お客様始め、みなさまから繰り返し頂いてきたお言葉のお陰さまで、その当時・20代当初の時よりは、頭では無く、身体に沁み入るように、こころ、お腹、肌で感じられる感度を、高めさせていただいた、そう思っています。
この機会を頂けたお陰様で、
美しさ、について、
自分にとって大切にしたい美しさ
その真・軸を創ることきっかけを、頂いたと思っています。
内にある美しさ
溢れさせ
外なる美しさへ
お客様を通して、学ばせて頂いたこと。
見えないけれど、確かに観える、内なる心の美しさ
美しいって、曖昧のようだけれど、確かなもので。
無条件だと思うのです。
それは、造形的なものに留まるものではなくて。
存在感や佇まい
纏う雰囲気
心模様、心持ち
在り方、生き方…
そんないろんなものが、幾重にもなって、現れているものだと思うのです。
まさに、
こころの美しさ
美しい、そう思うこころが、美しい姿に
美しい、そう思うこころが、表情に
だから、お客様はみなさま、口を揃えられて
生き方・生きてきた証って、顔に出るのよ
そう、美容を仕事としてきた私に、人として大切なこころを育んだ上で、
美容という、本来の意味を、美しさの本当の意味を、学び続けなさいと、教えて下さったのだと思うのです。
この教えは、これからもずっと、大切にしていきたい教えです。
お客様でいらっしゃり、憧れの心も寄せられるお客様との出逢いを頂けましたことは、この上なく、幸せなことと、感謝しています。
生き方が顔に出る
日頃どのような心持ちで過ごしているか
相手へどのように接しているか
どのような言葉を口にしているか
どのような思いが、自分の中にあるのか
自分自身にどう自分は、接しているか
その姿が、素直に、正直に、そのまま、現れるということ
慈愛、思いやり、真心、誠実、優しさ、温かさ…
そういったものが、滲み出て、溢れてくるものが
お客様から常々お言葉を頂いてきた
表情として現れ、生き方として現れた、“ 顔 ”のことだと。
生き方が顔に出る
顔相というものもあるように、
表情筋の使い方や、目の色、目つきなど、
その人の内面・こころ・脳、喜怒哀楽は、
顔の表情に現れて、
悲しいときは悲しい表情へ
嬉しいときは嬉しい表情へ
と、毎日繰り返し、染み付くものだから、
生きて来た歩みが、足跡のように、顔に現れる、ということも、おっしゃっていたのだと思います。
そして、
美しくありたいとか、
綺麗でありたいとか、
そういった、女性心は、自然なままに、
すでに備わっている自分の中の美しさや綺麗さに、きちんと気付いて、愛でること
愛でる心と共にある、表情や姿に、生きる喜びや豊かさ、楽しみを、味わい、謳歌すること
人それぞれの醸し出される雰囲気や、お人柄、心の在り方や心持ちから、香る美しさを
お客様から頂いてきたお言葉は、
美しさ・綺麗さ、ということへの問いと共に
自分の中の美しさと綺麗さをみつめるきっかけとなる
たくさんのギフトでした。
すでにあるもの
そしてこれからもっと、拡がってもいけるもの
そして、
心から楽しみ、喜びに満ちて、ワクワクしていたり、幸せと感じたり、
何かに、誰かに、自分のことに、真剣に向き合って生きている姿も、
落ち込んで、時に立ち止まる姿も、
すべて、美しい
そう思うのです。
自分の内側から溢れ出る表情、その方を表現する顔となって、
零れ落ちたその笑顔が、周りに伝波することで、
周りの方々への愛と共鳴し、お互いの氣の交流、循環へと結ばれていく。
慈愛、思いやり、真心、誠実、優しさ、温かさ…
愛
それは、
こころの潤いに必要なもの。
内側から外側に、流れる、溢れる、潤いとなるもの。
だから
言の葉をきっかけに
心に潤いを表情に愛を
贈れるように
大切にと思うのです。
こころのみずみずしさ、心の潤いは、きっと
お肌の張りへも導かれ、身体のみずみずしさにも導かれ
幸せに満ち溢れる時に結ばれる。
こころの潤いは、唯一無二の、あなただけの、神聖な水。
その神聖な水は、あなた様の中だけにある、たった一つの種類の、水。
心の潤いは、あなたを美しくする
みなさまの毎日が
こころ潤うひと時となって
ひまわりの咲き誇る美しさのように
貴く、美しく
愛と幸せに満ちたものと
なりますように。