星詠みとサーフィンと
太陽黄径15度。
春分から数えて15日目頃を言いますが、2017年は本日が、清明となります。
春先の清らかで生き生きとした様子を表した「清浄明潔」という語を略したもの。
万物が若返り、清々しく、明るくて、美しい季節。
新芽も芽吹き、花の香り、春の香りが、風に乗って、そっと頬を撫でる、
そんな時を感じます。
この時期、この時に…こころも穏やかに、健やかに、お過ごしとなられますように。
今日のブログも、占星術について書かせて頂こうと思います。少し、長いですが、お付き合い頂けましたら、幸いです。
ご提供します占星術(心理占星術)のセッションにて、詠ませて頂くものの中に、
出生図 (ネイタルチャート)に焦点を当てて、詠み進めるセッション
があります。
⚫︎トランシット
(出生図と、現在通過している天体の相互関係から未来を予測し、天体の力を活用する方法を導き出す)
⚫︎プログレス
(出生時のホロスコープを元にして、実際の1年を一度として換算。出生図のホロスコープを動かして、未来を見る)
など、様々ありますが、
その中でも、
出生図 (ネイタルチャート)
(人が生まれた瞬間の、その場所での天体の配置図)
を詠みこませて頂くことは、セッションのご依頼頂きました時、どのようなご相談ごとでありましても、より力を注ぎ、集中して、詠ませ頂くよう、勤めています。
外側の流れや状況を観た時に
不確実性のある日々の生活に
様々な方々との関わりの中に
その流れや状況に添ったり、身を置く中で
人との関係を育んでいく
その時々、場面、環境、時間。
自分を生ききること
自分在ること
例えて言うなら
基礎体力、体幹をどう付けていくか、どう付けておくか
運命、自分の命を自ら・自ずから運ぶ力へと
使命、自分の命を自ら・自ずから使う力へと
結べますように
出生図を詠むこと、ホロスコープを詠むこと、
星を詠む上での、基礎を創ることの大切さから、セッションのご依頼頂きました時は、どのようなご相談ごとでありましても、より力を注ぎ、集中して、詠ませ頂くよう、勤めています。
イメージは、サーフィンやスキー・スノーボードをされる方々のような姿
例えば、サーフィンでしたら、
その日の天候、風、波を観て、そして季節によって、場所を選ばれたり、時間帯を選ばれたりして、サーフィンをされるかと思います。
『〇〇の波、あそこは良い波来るんだよー!最高だよ!』
『△△の波は、冬こそ良くてさー。』
なんて、お話ししたり、するのでしょうか。
その話を聴いて…
行くか行かないか、判断したり、決めるのは、
自分自身。
天候、波、風、自然
その中に身を置いて
今となっては、天気予報などから、天候、波、風などの状況の情報は入手出来ますが、それでも、実際に行って見て感じてが、最終判断になる時もあります。
(台風など、余程の天候で無い限りは、サーフィンやゴルフなどお好きな方は、ご自身のお気持ちも感覚も、ご判断のひとつになるはず?!でしょうか。)
どのような状況も、きっと、お一人お一人の選択、判断、決める…ということが、その場その時に関わってくるのではないでしょうか。
例えをサーフィンに戻しますと、場所選びに始まり、
いざその場所に行った、となるならば…
この波なら行ける!行こう!と判断して波に乗るのか、
この波なら行かない!行けない!と判断されるのか、
波が来ました!乗り切れるか、乗れずに途中でボードから降りるとなるか…。
サーフィンというスポーツは、自然と共に、海・波と共にあるスポーツで、きっと、
命と共にあるスポーツで。
自然の状況、波や海の状態と自分との関わりは、
生きることと隣に合わせにあるスポーツと感じます。
自己判断をどう行うか、その判断を冷静に、的確にしながらも、
万が一、もし、波の状況を読みきれず、波に覆われた時の、自分の命の守り方も必須事項にあるでしょう。
自分の意思・意志だけでは、どうにも出来ない状況と共にある、自然の中で、
波という海・自然と一体になりながら、自然の一部ということも感じながら…
自然に自分の身を置かせて頂く、
自然という源に、入らせて頂く、
自然の生きる力に、力を頂きながら、
波・海・自然との一体を、そこに観るような。
自然と自分の間に、循環が起こるような
感覚なのかも知れません。
そして、そのような場所に身を置くことによって、分かること
自分1人では、決して成り立っていない世界を、観られる
のかも、知れません。
基礎・基盤の大切さ
そして、自分の軸、芯や核の大切さ
サーフィンの場合、最初は、砂浜にボードを置いて、パドリングといって、ボードにうつ伏せになって乗って、
その状態が、今実際に波に乗っていると想定して、砂浜の砂を波に見立て、手で砂を掻き、波を受けて水掻きする際の練習をしたり、
波が来たことを想定して、
「はい!波来ましたー!1・2・3!」
のリズムで、ボードの上に立つ練習をしたりします。
何度も、繰り返し、します。
ですが砂浜で、いざ出来ました!
となっても、
次の場所は自然の海、波です。
砂浜での練習が仮にできた、としても、そこは地上でした。
波のような動くはありません。
砂浜で出来ていたようにはいかないこと、経験・体験するのが、初心者なのかも知れません。
そのような状況で、海と波の中に身を置いた時に、
どうように、その波と共にあるか
頭でというより、身体で感じて、感覚で、
自然を観じて、波を観じて、風を観じて、
呼吸を合わせて…というような。
けれど、想定と想像のつかない海や波の中に行くにも、
地上での基礎がなければ、絶対的に波には乗れないでしょうし、
自分の軸や芯があって、基礎体力や体幹があって、
自然の中で、波の前で、その時々の柔軟さに耐え得る、しなり、
しなかやな動き。
対応力、切り抜ける力
見通す力
想定外の中で開けていけるもの、
身体感覚からキャッチ出来るものの芽生え、
見出せる答えというか、
言葉では表現出来ない答えというか、
世界が観えるというか…
そういうものに、繋がるもの
閃きとも言える、直観とも言えるもの
基礎と基盤を身にして、動くこと、
軸と芯、核。
基礎体力、体幹。
基礎と基盤をもって、軸と芯、核があるから、
ブレないものと、柔軟さとで…自らで前に進む力にもなれるし、
こころの基礎体力と体幹があるから、あらゆることへ、向き合っていく力にもなる。
観える世界も、認識されている世界も、
自分の見方によって、いかようにも映る、
その世界の中に、変則的な、動きはあって。
その変則的な日常の波に、
自分はどう乗っていくか、どう乗りたいのか。
今までの例えとして、ホロスコープを、曼荼羅ですとか、レコード版オルゴールですとか、表現して来ましたけれど、自分の道筋、大きく表現するなら、人生の波にどう乗るか、乗りたいか、観じみつめるきっかけにも、ホロスコープはなれると、思うこの頃です。
ホロスコープとの出逢いをきっかけに、
時に対話を重ね、
自分の感覚や、今この時と共にある自分を観じた先に、
自然の摂理と共にある、その場その時を観じながら、
自ずと在る、生きる、決める、動く
という流れに乗ったり、結ばれていく、その感覚を味わい乗るようになる。
時を詠み、時の流れが、観えるようになったり。
波と向き合い、体感や五感、波の色、肌に受ける風の圧、風向き、潮の香りと…
そちらに気がいくようになれば、
地上で練習したパドリングやボードの上に立つという、基礎や礎よりも、
波の中の感覚に意識がいくように、
波に乗る、という、実際の体感を得て、様々な波に乗れるようになるよな。
そのような感覚や体感を、ご自身の内に宿すきっかけとして、気付きとして、
時に、目醒めというような、流れを起こすきっかけとして。
耳で聴き、音・言葉を味わう感覚を、
五感を使う時を、
観じる場を。
サーフィンと同じように、自分の人生の波に乗ることは、こんなにも楽しいって、観じていただける世界が、占星術にもある、そう思っています。