【考察】人を観じる 星を観じる
今日は前回のブログ
こちらの考察を、書かせて頂きます。
人って深いし、人って拡い。
自分の眼で見えているお相手のこと
本当に本当に、一粒、ひとかけら。
そう感じる瞬間に、立ち合わせて頂くばかりのように思います。
そして、
見えてるのかな?観てるかな?
そんな問いをいつも隣に添わせていられるように、そう心掛けてもいます。
過去・現在、そして未来。
人それぞれにドラマがあって、ストーリーがあって。
そして、これから、どのような物語を紡がれていかれるのか。
その物語は、こちら側の計り知れないものに満ち溢れている、そう観じています。
だから、お贈りさせて頂いているセッション・限られた時間で、表現させて頂く、ご依頼のあった方のこと・人のこと・お相手のことは、
本当に、ほんのほんの、一粒、ほんのほんの、ひとかけら。
そう思ってもいます。
そのほんの一粒、ひとかけらで、表現していく、言の葉にしていくお相手との時間。
その限られた中だからこそ、前回のブログ、愛のメッセージ・言の葉、ホロスコープ・占星術と共にある時、知識や学びとして育ませて頂いたものを、得られたものを、軸にし過ぎず、頼りにし過ぎず、偏り過ぎず、重きを置き過ぎるでもなく。
目の前のお相手を、命ある、お客様その方との時間を、どのようにご一緒させて頂くことが、今・この時に、必要か
そう観じて、心添えて、寄り添うこころをと、思っています。
占星術を用いること、星を詠むこと、
言い方によっては、
占星術の扱い方、使い方、用い方を、
“人として” の心のありさまを。
それは、音楽を奏でる楽器の扱い方、料理をする時の、調理器具の使い方・接し方にも重なると思っています。
音楽を愛する、楽器を愛する。大切にする、日頃から大事にする、丁寧に扱う。だからこそ、楽器も素晴らしい音色を響かせ鳴らせることが叶うように。調理器具への愛があるから、作る料理の味も、優しくて柔らかい、深みが際立つ美味しさのように。
《1人の人間として》
自分の在り方、生き方の大切さを
省みるこころの、大切さを
ホロスコープに集中すること、占星術について、机上の勉強として知識を得て、学びを深めていくことを大切に、多くの時間を掛けるのであれば、
これらの時間と同じくらいアンテナを張って、
お相手・人との関わり、育み、言葉、コミュニケーション、人を知ること、理解すること、傾聴すること、
ホロスコープ・占星術の分野以外のことへの学び、実智、経験、勉強もすること。
世の中が今どのような状況か、
世界がどのような状況か、
環境は、自然は?
世相を知ること、関心を持つこと、多岐の分野(今まで自分の知り得なかった分野など)に触れること。
芸術や音楽に触れ、感性や情緒を味わう時間、場に身を置くこと。
人・地域・国など、様々なコミュニティや場によって、
価値観の多様さ、人の多様さを知り、理解すること
(これら全てを、毎日の日常に、というのは、難しいけれど、意識をもつて)
折に触れること
想像力を育み
言の葉を育み
そして
愛の学びを観じること
それらもって
〜人を観じる星を観じる〜
ことを。
目の前の人を見て、観じる
例えていうなら、お医者さん。
レントゲンや検査結果の数値、診断内容ばかりを見て、そちらに重きを置き過ぎて、
目の前の診療に来られた方の、目や肌、呼吸や顔色を見ないということにならないように。
目の前の方を後回しにしているような態度を、取っていることのないように。
目の前の人を観ること、いつもこころに
お相手を見て、お相手を観じて。
ホロスコープ・占星術をもって知り得た情報のような、お相手への目線に重きを置き過ぎず、
どれだけ多くを観じみれるか。
お相手との氣の交流、場、時間をもって、
言の葉と共に、知識や学びで得たホロスコープ・占星術を融合させた先の
★お相手の今に添った、呼吸を感じて、話の流れ、表現方法、言葉の紡ぎ方、届け方
★氣が枯れているようなところがあったのなら、
その氣にどのような栄養を、水を、注いでいくか、言の葉をお贈りするか
想像力をもって
お相手のご様子、お心持ち、状況…
人それぞれの、その方その方を知って、寄り添って初めて、観じられるものを
お相手の本質を、観て感じられることを
⚫︎どれだけ緻密に、自分はその症状を分析出来ているか、診断が出来ているか、お医者さん自身が自分のスキル(?)を、診療を受けにいらした方に、前面に出すことがないのと同じように
⚫︎医療の専門用語を、ツラツラ並べることなく、診療に来られた方にご理解し易く、分かるように話すように、お相手の方に耳慣れない話を、表現を変えてお話するように
⚫︎その方の体調や症状に添って、お話されるお医者さんと同じように、心を添えて、寄り添って、慮って、お話するように
人を観じる星を観じる
詠みきれない、計り知れない
お相手の本質を観ること、多様さ、多面さを観じること
幹や根っこの根本、元は同じ木であったとしても、
枝になり、葉っぱになれば、分かれていく過程、成長の過程で、伸び方や長さ、大きさが変わっていくように、
花の蕾が同じ木でも、この花は早く咲いた、この花はまだ蕾、何分咲きとあるように。
色々な表情を魅せるのが
人であり、わたしであり、自分、だから。
出逢ったという、かけがえのないご縁に
出逢ったという、素晴らしい奇跡のご縁に
あなたさまの存在への敬意を持って
こころからの感謝と
貴い命を生きる存在
あなたさまに、愛をもって
星たちの
それぞれの星の愛に
純粋に耳を傾けていけますように
その星たちからのメッセージを
必要な方に
必要な言の葉にして
お贈り出来ますように
その言の葉が
あなたさまのこころに潤いとなって
表情に愛が溢れますよに
笑顔が
輝きますように
そう願って
これからも勤めていきたい
そう思っています。